【8年(?)使用レビュー】万双「ブライドル 名刺入」を使って感じた魅力|シンプルで長く使える革の名刺入れ

革小物

社会人になって数年が過ぎたころ、「せっかくなら長く使える、少し良い名刺入れを持ちたい」と思い、購入したのが、「万双のブライドルレザー名刺入れ」です。

購入したのは約8年前。ただ、最近まで仕事で名刺交換をする機会がほとんどなく、正直なところ、この名刺入れが活躍する場面もあまりありませんでした(実にもったいない)。

ところが今年の春に職場が変わり、名刺交換をする機会が格段に増加。これまで出番の少なかった万双の名刺入れを日常的に使うようになりました。

上質な革を使った製品でありながら、長らく使用頻度が低かったため、経年変化はそこまでしていません。しかし、ここ最近は手に取る回数が増えたことで、革にツヤや深みが出てきたように感じています。

「良い革製品は、使ってこそ魅力が増していく」ということを改めて実感できたため、今回は8年間(?)所有している万双のブライドルレザー名刺入れをレビューします。

万双とは?シンプルで質実剛健な革製品ブランド

万双は、財布や鞄、名刺入れなどを展開する日本の革製品ブランドです。

公式サイトでは、「独創的でありながら、普遍的な粋を語れる革製品メーカーであり続ける」という考え方を掲げています。装飾やブランドロゴを前面に出すのではなく、革の質感、縫製、コバ仕上げといった製品そのものの完成度を大切にしているのが特徴です。

万双の製品は、革小物であっても細部まで丁寧に仕立てられています。特に革の断面であるコバの仕上げや、斜めに美しく並ぶステッチには、手間を惜しまないものづくりへのこだわりを感じます。

派手なブランドロゴではなく、使うほどに分かる革の質感や仕立ての良さを楽しみたい人に向いているブランドだと思います。

万双「ブライドル 名刺入」の基本スペック

私が所有しているのは、万双の「ブライドル 名刺入」(色はネイビー)です。現在公式オンラインショップで販売されている商品番号「m00000023」と同じモデルだと思われます。

ただし、私が購入したのは約8年前のため、現在販売されている商品とは革の仕様や細かな作り、価格などが異なる可能性があります。購入履歴を確認しようとしましたが、かなり前の買い物だったため、購入当時の価格は確認できませんでした・・・。

現在の公式サイトに掲載されている主な仕様は、以下のとおりです。

  • 素材:ブライドルレザー(牛革)
  • ライニング:ヌメ革
  • サイズ:横約7.0cm × 縦約10.5cm
  • 重量:約46g
  • 収納:名刺入れ×1、多目的ポケット×3
  • 名刺収納目安:約40枚
  • 現在価格:9,350円(税込)

当時は8,000円台で購入できた印象なので、少し値上がりししているかもしれません。
ブライドルレザーは、もともと馬具用として使われてきた堅牢な革で、表面に白く浮き出るロウは「ブルーム」と呼ばれ、使い始めに見られるブライドルレザーらしい特徴のひとつです。

万双では、顔料で表面を覆う仕上げではなく、染料仕上げのブライドルレザーを採用しているとされています。そのため、使い込むほどに革の表情が変わり、自然なツヤが育っていくことが期待できます。

内側の革の質感もとても素晴らしいものがあります。
経年変化により、徐々にあめ色に育っていきます(^^)

8年間所有して感じた万双ブライドル名刺入れの使用感

丁寧なステッチと美しいコバ仕上げ

購入して最初に感じたのは、仕立ての丁寧さです。

ステッチはまっすぐ整っており、革の縁であるコバもきれいに磨かれています。名刺入れは仕事中に人の目に触れる機会が多いアイテムですが、細部まで丁寧に作られていることで、手に取るたびに満足感があります。

特にコバの仕上げは、革製品の印象を大きく左右する部分です。8年所有していても、全体として大きく崩れた印象はなく、丈夫に作られていることを実感しています。

最初は硬め。でも、その硬さが安心感につながる

ブライドルレザーは、購入当初はやや硬さを感じました。

柔らかく手になじむ革というよりは、しっかりと厚みがあり、形を保ってくれる革です。最初は名刺の出し入れに少し硬さを感じることもありましたが、その分、簡単にはへたらず、長く使える安心感があります。

名刺入れは薄くて軽いものも多いですが、万双のブライドル名刺入れには、革の厚みや作りの良さからくる頼もしさがあります。

毎日使うビジネスアイテムだからこそ、少しの傷や使用感も含めて、自分だけの道具に育っていく感覚を楽しめるのが魅力です。

ブルームが取れ、ツヤが出てくる過程が楽しい

ブライドルレザーの魅力といえば、やはり経年変化です。

購入直後は、革の表面に白っぽいブルームが見られます。最初は少し驚くかもしれませんが、乾いた柔らかい布で軽く磨いたり、使い続けたりすることで徐々に落ち着き、革本来の色味とツヤが見えてきます。

私の場合、購入後しばらくは使用頻度が低かったため、ブルームがなかなか取れず、大きな変化を感じるまでに時間がかかりました(以前、レビューしたキーケースの方は、ポケットに入れていたことと日常的に使用していたため、すぐにブルームが取れ、すぐにツヤツヤになったので、それとは対照的でした)。

しかし、職場が変わって名刺交換の機会が増えたことで、革に触れる回数も増加。最近では、以前よりも表面にツヤが出て、少しずつ深みのある表情になってきたと感じます。

革製品は、新品のきれいさだけが魅力ではありません。使い込むことで色味やツヤが変わり、自分の使い方が刻まれていくところに、革製品ならではの楽しさがあります。

万双のブライドル名刺入れはこんな人におすすめ

万双のブライドル名刺入れは、次のような人におすすめです。

  • 少し値段が高くても、長く大切に使える名刺入れを選びたい人
  • 日本製や職人による丁寧なものづくりに魅力を感じる人
  • ブライドルレザーの経年変化を楽しみたい人
  • ブランドロゴが目立つアイテムより、シンプルで上質な革小物が好きな人
  • 名刺交換の場で、落ち着いた印象を与えられる名刺入れを探している人

万双の製品全体に共通しているのは、ロゴや装飾を前面に出さないシンプルさです。

そのため、ひと目でブランドが分かるアイテムを求める人には物足りなく感じるかもしれません。一方で、革の質感や作りの良さを楽しみたい人にとっては、長く付き合える良い選択肢になると思います。

まとめ|万双のブライドル名刺入れは、使うほどに魅力が増す革小物

万双のブライドル名刺入れを購入してから、約8年が経ちました。

長い間、名刺交換の機会が少なかったため、十分に使い込めていたとは言えません。それでも、職場が変わって使用頻度が高くなったことで、革のツヤや表情が少しずつ変化し始めています。

丁寧なステッチ、きれいに仕上げられたコバ、丈夫で存在感のあるブライドルレザー。派手さはありませんが、使うたびに「良いものを選んだ」と感じさせてくれる名刺入れです。

名刺入れは、ビジネスシーンで人の目に触れる機会が多いアイテムです。だからこそ、流行だけで選ぶのではなく、長く使える素材や作りを重視したいところです。

これからも名刺交換の機会を重ねながら、万双のブライドル名刺入れがどのように育っていくのかを楽しみたいと思います。

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