2025年10月以降、時計を買っていない私。
時計が好きなので、「新しい時計が欲しい」と思うことはこれまでも何度もありました。それでも、「今持っている時計で十分じゃないか」「似たような時計を買っても、結局使わなくなるんじゃないか」と考えながら、なんとか物欲を飼いならしてきました。
ところが最近、どうにも気持ちの高ぶりが抑えられなくなってきました(笑)
いろいろと考えた末、せっかく買うのであれば、デザイン的に持っているものにしようと、クロノグラフを買うことに。
そもそも、クロノグラフってどんな時計?
クロノグラフとは、簡単に言えばストップウォッチ機能を備えた時計のことです。通常の時計として時刻を表示しながら、ケース側面にあるプッシュボタンを操作することで経過時間を計測できます。文字盤に配置された複数のインダイヤルやケース側面のプッシュボタンなどが、一般的な時計とは違っています。
実用的な機能を持ちながら、文字盤に複雑な表情を与えてくれる。この「機械っぽさ」が、個人的にはクロノグラフの大きな魅力だと思っています。
クロノグラフの歴史
クロノグラフの歴史は古く、19世紀にはすでに経過時間を計測する時計が作られていました。その後、腕時計の普及とともにクロノグラフも進化し、特にモータースポーツとの結びつきが強くなっていきます。
タキメーターなどを備えたスポーティーなモデルも数多く登場し、現在ではクロノグラフはスポーツウォッチを代表するデザインのひとつになっています。
クロノグラフの有名モデル
クロノグラフの有名モデルとして、まず思い浮かぶのがロレックスの「デイトナ」、オメガの「スピードマスター」、タグ・ホイヤーの「カレラ」あたりでしょうか。どれも時計好きなら一度は聞いたことがあるモデルだと思います。
もちろん、今回私が探しているのはこうした高級時計ではありません(そもそも買えないし)。もっと気軽に普段使いできる価格帯で、自分が使いやすいクロノグラフを探してみることにしました。
クロノグラフを購入しようと思った理由
今回、クロノグラフを探し始めた一番の理由は、今持っている時計とは違うタイプの時計が欲しくなったからです。
新しい時計を買うなら、今持っている時計と近いデザインのものよりも、できるだけ違うタイプを選びたい。例えば、似たような3針の時計をもう1本増やしたとしても、どうしても役割が被ってしまいます。そうなると、新しく買った時計の使用頻度が上がる一方で、以前から持っている時計の出番が減ってしまうかもしれません。
それなら、今まで持っていなかったデザインの時計を買ってみよう。そう考えるようになりました。
そこで目を付けたのがクロノグラフです。複数のインダイヤルが配置された文字盤、ケースサイドのプッシュボタン、スポーティーな雰囲気。今まで自分が持っていた時計とはかなり違います。
「これなら新しい1本として楽しめそう」
そう思って、クロノグラフを探し始めました。
クロノグラフ選びの条件
探すにあたって、自分なりにいくつか条件を決めました。
まずは、デザインがグッとくること。これは何より重要です。いくらスペックが良くても、デザインが好みでなければ買わない。時計は毎日見るものなので、「これ、カッコいいな」と思えることを一番大事にしたいと思っています。
次に風防。長く使うことを考えると、やはり傷のつきにくいサファイアガラスは魅力的です。
価格は3万円台まで。
そして、今回もう一つ条件に加えたのが10気圧防水以上です。急に雨が降ってきたときなどに、いちいち時計を気にしたくありません。もちろん水泳やダイビングをするためではありませんが、日常生活で安心して使える防水性能は欲しいところです。
最後に、クオーツであること。今回は機械式ではなく、気軽に使えるクオーツを希望しています。ソーラークオーツも候補に入れました。
この条件で探していくと、現在気になっているのが次の4本です。
今、検討している4本
今回候補にしているのは、SEIKO SELECTION「SBTR027」「SBPY181」「SBTR055」、そしてCITIZEN COLLECTION「CA4764-57A」の4本です。
価格やスペックだけを見ると、それぞれに一長一短があります。そして、個人的なデザインの好みも結構違います。ここからは、それぞれどんな時計なのかを簡単に見ていきます。
SEIKO SELECTION SBTR027
まずはSBTR027。セイコーセレクションのクロノグラフで、スポーティーなクロノグラフらしさを持ちながら、比較的クセの少ないデザインが特徴です。
これ、めちゃくちゃ売れているみたいですね。絶妙なカラーリングもそそります。
クオーツムーブメントを搭載し、1/5秒計測・60分計のストップウォッチ機能、24時針、日付表示などを備えています。風防はハードレックスですが、10気圧防水にも対応。
今回の候補の中では価格も比較的手頃で、約2万円。サファイアガラスではないものの、価格、クオーツ、10気圧防水という条件を考えると、かなりバランスの良い1本だと思います。
SEIKO SELECTION SBPY181
続いてSBPY181。こちらはソーラー駆動のクロノグラフです。光を電気に変えて駆動するため、定期的な電池交換の手間を減らせるのが魅力。
これもカラーリングが素敵。SBTR027もそうですが、私はニュアンスカラーにグッとくる性分みたいです。グレーとか、ベージュっぽい感じとか好きですね。
さらに、今回の購入条件であるサファイアガラスを採用しています。10気圧防水、内面無反射コーティングなども備えており、実用性を重視するならかなり魅力的なモデルです。
価格は販売店によって変動しますが、Amazonでは3万円台で販売されていることもあり、今回の予算内に入ってきます。
SEIKO SELECTION SBTR055
そして、今のところ一番気になっているのがSBTR055です。
正直に言うと、デザインだけならダントツでこれが好き。
クロノグラフらしいスポーティーさを持ちながら、どこかクラシックな雰囲気もあります。ケースサイズも横38.7mmと比較的コンパクトで、個人的にはかなり好みのバランスです。
「クロノグラフが欲しい」と思ったときに、私がイメージしていた時計に一番近いのが、このSBTR055なのかもしれません。
ただし、風防がボックス型ハードレックス。そして防水性能は5気圧。
今回、自分で設定した「サファイアガラス」「10気圧防水以上」という条件を満たしていません。
さらに価格も今回の候補の中では一番高く、Amazonで確認した価格は5万円弱。3万円台までという予算からも大きく外れています。
つまり、デザインは一番好きなのに、条件面では一番不利。
これがSBTR055の悩ましいところです。
CITIZEN COLLECTION CA4764-57A
最後がシチズンのCA4764-57A。
シチズン公式では、スポーティーで洗練されたルックスのスタンダードなエコ・ドライブ クロノグラフとして紹介されているモデルです。太く短いラグやワイドなベゼルなどによってスポーティーさを強調したデザインになっています。
そして大きな特徴が、サファイアガラス+エコ・ドライブ。傷のつきにくいサファイアガラスを採用し、光を電気に変えて駆動するシチズン独自のエコ・ドライブを搭載しています。
防水性能も10気圧防水。価格は販売店によって変動しますが、3万円台で販売されていることもあり、今回の条件にかなり近いモデルです。
さすがのCITIZEN。手ごろな値段で充分なスペックの時計だと思います。ただ、ネット上でも情報少なめ。あまり売れていないのでしょうか・・・。
4本を比較してみる
ここまでの内容をまとめてみました(主観と客観を織り交ぜております)。
| SBTR027 | SBPY181 | SBTR055 | CA4764-57A | |
|---|---|---|---|---|
| デザイン | ○ | ○ | ◎ | ○ |
| 風防 | ハードレックス | サファイア | ハードレックス | サファイア |
| 価格※ | 約19,800円 | 約36,960円 | 約48,400円 | 約34,650円 |
| ムーブメント | クオーツ | ソーラー | クオーツ | エコ・ドライブ |
| 防水性能 | 10気圧 | 10気圧 | 5気圧 | 10気圧 |
※価格は記事作成時点で確認したAmazonの販売価格。販売価格は変動する場合があります。
こうして並べてみると、かなり分かりやすい。
SBTR027、SBPY181、CA4764-57Aは、今回設定した**「10気圧防水以上」**という条件をクリアしています。
サファイアガラスについてはSBPY181とCA4764-57Aがクリア。さらにSBPY181はソーラー、CA4764-57Aはエコ・ドライブなので、実用性という面ではかなり魅力的です。
一方、SBTR055は5気圧防水+ハードレックス。しかも価格は5万円弱。
スペックだけで見ると、かなり不利です。
条件だけで選ぶなら、かなり絞られる
ここまで条件を整理すると、かなり見えてきます。
価格重視ならSBTR027。 約2万円で購入でき、クオーツ、10気圧防水。サファイアガラスではありませんが、価格を考えればかなり魅力的です。
スペック重視ならSBPY181かCA4764-57A。 どちらもサファイアガラス+10気圧防水。さらにSBPY181はソーラー、CA4764-57Aはエコ・ドライブなので、電池交換の手間を減らせるというメリットもあります。
ここまで見ると、この2本がかなり有力に思えてきます。
では、SBTR055は候補から外れるのか。
一番欲しいのは、やっぱりSBTR055
ここが今回、一番悩ましいところです。
今のところ、一番デザイン的に好みなのは、ダントツでSBTR055。画像を見たときの「これ、いいな」という感覚は、この時計が一番強い。
でも、冷静に考えると、風防はハードレックス、防水性能は5気圧。そして価格は5万円弱。
「その価格を出すなら、サファイアガラスで10気圧防水の時計を買ったほうがいいんじゃないか?」
という気持ちも出てきます。
SBPY181ならサファイアガラス+ソーラー+10気圧防水。CA4764-57Aもサファイアガラス+エコ・ドライブ+10気圧防水。
スペックだけを比べれば、どう考えてもこちらのほうが魅力的です。
でも一方で、
「いや、でも一番欲しいのはSBTR055なんだよな……」
とも思う。
これが今、一番悩んでいるところです。
まとめ──デザインを取るか、スペックを取るか
今回クロノグラフを探し始めて、改めて時計選びは難しいなと思いました。
一番デザイン的に好みなのは、ダントツでSBTR055。しかし、風防はハードレックス、防水性能は5気圧、そして価格は5万円弱。他の検討モデルと比べると、価格・スペックの両面でかなり不利です。
一方で、SBTR027は約2万円で10気圧防水。SBPY181とCA4764-57Aは、サファイアガラス+10気圧防水という今回の条件にかなり合ったスペックです。
つまり今の私が悩んでいるのは、**「自分が一番好きなデザインを選ぶか、それとも設定した条件をしっかり満たす、実用性の高い時計を選ぶか」**ということ。
時計は実用品でもありますが、同時に趣味のものでもあります。だからこそ、スペックだけを見て選ぶのではなく、「これが欲しい」と思えるデザインを選ぶのも大事だと思うんですよね。
さて、どうしよう。
もう少し悩んでみたいと思います。
実際に購入した時計については、改めて別の記事で実機レビューをする予定です。購入したら、実物をじっくり見ながらレビューしてみたいと思います。

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