Berwick 1707「4477」レビュー|約2ヶ月履いてわかったUチップの実力

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購入のきっかけ

少し前から、カジュアルに履けるUチップの革靴が欲しくなり、探していました。
パラブーツの「シャンボード」や、JM.ウェストンの「ゴルフ」も候補には挙がりましたが、近年価格が高騰しており手が出ず……。

2025年7月現在、パラブーツのシャンボードは約85,800円、JM.ウェストンのゴルフは15万円を超える価格帯に。
そこで目に留まったのが、Berwick 1707(バーウィック)の「4477」というモデルです。

数年前に比べればこちらも値上がりしているものの、まだ約37,000円(税込)ほどで手に入る価格帯。
しかもデザインはシャンボードやゴルフと同系統で、カジュアル使いにもぴったり。

カラーは最後までダークブラウンと迷いましたが、より汎用性の高いブラックを選びました

Berwick 1707とは?(ブランド紹介)

Berwick 1707(バーウィック)は、スペイン・アルマンサ地方で生まれた革靴ブランド
本格的なグッドイヤーウェルト製法を採用しながら、価格は比較的抑えめ。

以下のような特徴を持っています:

  • 熟練の職人によるハンドフィニッシュ
  • 革はフランス・アノネイ社など欧州産の上質なものを使用
  • ビジネスにもカジュアルにも合うバランスの良いデザイン
  • 日本国内ではセレクトショップや百貨店でも取り扱いあり

コストパフォーマンスに優れ、初めての本格革靴としても選ばれることが多いブランドです。

着用感(約2ヶ月)

約2ヶ月、週2〜3回ペースで着用しています。
履いてみて感じたポイントは以下の通りです。

  • 革の質感が良い:やや光沢のあるカーフで、すでに味のある履きジワが入ってきました。
  • 最初はややかため:履き始めは甲周りがかたく感じましたが、徐々に足に馴染んできて違和感は軽減。
  • 重すぎず軽すぎず:グッドイヤーウェルトらしい重厚感がありつつ、歩行には支障なし。

作りの丁寧さ(質感)

全体として満足していますが、いくつか気になる点もありました。

  • ステッチの歪みや革のムラ感が一部見られます
  • とはいえ、この価格帯では許容範囲内かと

細かいクオリティを求めると不満が出るかもしれませんが、カジュアルシューズとして使うということでそのあたりは割り切っています。

モカの部分やウェルトのの幅が割とマチマチです。もしかしたら個体差はあるかもしれんが。。。

洋服との相性(コーディネート)

  • スラックス、チノパン、デニムと幅広く合わせやすい
  • ブラックの革靴ながら、丸みのあるフォルムで堅すぎない印象
  • ロールアップややや短め丈のパンツと合わせるとバランスが良い

カジュアル寄りのアイテムですが、シャツやジャケットを合わせたきれいめスタイルにもマッチします。

今後のメンテナンス予定

基本的にブラッシング程度で履いてきましたが、そろそろ本格的なケアが必要な時期。
とくに以下のような症状が見られ始めています:

  • トゥ部分のスレ
  • サイドに細かい傷
  • 革の乾燥

今後、クリーム等を使った保湿ケアを予定しています。
その様子は別記事で改めてまとめる予定です。

まとめ:価格と満足感のバランスが良い一足

Berwick 1707の4477は、「本格靴の雰囲気を持ちつつ、日常使いしやすい一足」だと感じました。
デザイン、履き心地、価格のバランスがとても良く、気負わず使える革靴としておすすめできます。

今後のエイジングも含めて、長く愛用していきたい一足です。

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