暑さの厳しい夏。年々気温の高まりを実感する中で、足元もできるだけ軽快にしたいと思うようになりました。今回は、そんな夏の相棒として新たに迎えた ビルケンシュトックの「Zurich(チューリッヒ)Suede」 について、購入の経緯から実際の使用感までレビューしていきます。
購入のきっかけ:やっぱり欲しくなる「夏のサンダル」
ここ数年、夏の暑さが年々厳しくなってきています。服装も、Tシャツやリネンシャツ、ショーツなど“涼しさ”を意識したものが増えるなかで、どうしてもサンダルが欲しくなりました。
いろいろなブランドを検討していく中で、やはり思い出すのが ビルケンシュトック。過去にアリゾナを履いていた経験があり、サイズ感も自分の足に合っていることがわかっていたため、安心感がありました。
そして、定番の中でも「服装を選ばなさそう」「上品さもある」と感じたのが、今回選んだZurich(チューリッヒ)Suedeでした。

チューリッヒを選んだ理由:絶妙な“隠れ感”と合わせやすさ
ビルケンシュトックの中でも人気のモデルはいくつかありますが、その中でもチューリッヒは少し玄人向けの印象があります。
私がチューリッヒを選んだ決め手は、以下のような点です。
- ハーフカバーのデザインが絶妙
足の甲を覆う面積がやや多く、見た目に「サンダルすぎない」上品さがある。 - どんな服にも合わせやすい
ショーツでもフルレングスのパンツでもOK。特にワイドパンツとの相性は抜群。 - スウェード素材のエイジングが楽しみ
履き込むことで、革の表情や色合いの変化が出てくるのが楽しみ。
いかにも「夏のサンダル」という見た目ではなく、街履きでも違和感なく履けるのがチューリッヒの良さだと感じます。
サイズ感について:足長24.5cmで39がジャスト
ビルケンシュトックを選ぶときに気になるのがサイズ感。特に「幅の種類」と「サイズの選び方」は要チェックです。
■ 幅はレギュラー or ナロー?
ビルケンには2種類の幅があります。
- レギュラー幅:標準〜やや広めの足の方向け
- ナロー幅:足幅が狭めの方向け
私は以前、実店舗で試着・採寸してもらったことがあり、「レギュラー幅がちょうどいい」という結果でした。今回も同じレギュラー幅を選択しています。

■ サイズの選び方
私の足長は 約24.5cm。今回購入したのは サイズ39(約25.0cm相当) で、履き心地はバッチリでした。
ベルトで甲のフィット感を調整できるため、裸足でも、靴下ありでも違和感なく履けています。
実物の印象と質感:やっぱり“間違いない”ビルケン
注文から数日後、自宅に届いたチューリッヒを開封。
まず感じたのは、「見た目の完成度が非常に高い」ということ。
- スウェードは毛足が短めで、質感も上品
- 色は「トープ」で、グレーとベージュの中間のような絶妙カラー
- フットベッド(中敷き)はコルクとレザーの組み合わせで、ナチュラルな雰囲気
まだ履き始めて日が浅いですが、すでに足にフィットしており、「これは長く使えそうだな」と確信しています。

今後について:エイジングの記録も発信予定
チューリッヒのスウェード素材は、履き込むほどに味わいが出てきます。個人的にはこの経年変化(エイジング)も、ビルケンの魅力の一つだと思っています。
今後は、このブログ「もちモノ語り」で、数ヶ月〜1年後の状態やエイジングの様子も記録・発信していく予定です。
まとめ:サンダル選びに迷ったら、やっぱり「ビルケン」は強い
改めてビルケンを履いてみて、「定番には理由がある」と感じました。
- 見た目は上品
- 履き心地は快適
- サイズ選びもしやすい
- 経年変化が楽しめる
サンダルというと、ラフすぎたりスポーティーになりがちですが、チューリッヒは“ちょうどいいバランス”を保ったサンダルだと思います。
「夏に向けてサンダルを探しているけど、何を選べばいいか迷っている」という方には、間違いなくおすすめできる一足です。
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