トレーディングポストオリジナル 1605 を5年履いてみて

▶ 靴

今回は、仕事用として5年前に購入した革靴「トレーディングポストオリジナル 1605」について、実際に履き続けてきた感想をレビューしたいと思います。


購入のきっかけと価格

当時、仕事用の革靴を探していたタイミングで見つけたのがこの靴でした。スーツに合わせるというより、ジャケパンスタイルに馴染む革靴が欲しくて、ウイングチップのデザインがちょうど良いと思ったのを覚えています。

定価は5万円ほどだったのですが、たまたまオンラインセールで半額以下の約2万円で購入することができました。初めて履いたときは、「これは掘り出し物だったな」と実感した記憶があります。


着用頻度と合わせやすさ

着用頻度は週に1回ほど。仕事の内容的に、スーツを着る機会は少なく、ジャケットにスラックスやチノパンを合わせるような「ジャケパン」スタイルが基本。そのため、堅すぎないウイングチップのデザインがちょうど良いバランスなんです。

カジュアルすぎず、かといってドレッシーになりすぎない。そんな絶妙なポジションの靴だと思います。


作りの良さに惚れた

この靴で特に気に入っているポイントは、やはり作りの丁寧さです。出し抜い(ウェルトの縫い目)はピッチが細かく、均一で、ぱっと見て「おっ」と思うほど。

調べてみると、この1605は日本製とのこと。実際、縫製の美しさや木型のフィット感、履いたときのバランス感など、日本人の足に合わせて丁寧に作られているのが伝わってきます。

革の質感もよく、柔らかすぎず、かといって硬すぎず。履き込むほどに馴染んでくれる革質です。


お手入れについて

日々のお手入れは特別なことはしていません。基本は履いた後に馬毛ブラシでホコリを落とすことと、定期的にクリームで栄養を入れるくらい。

鏡面磨きまではしませんが、軽くワックスを乗せて、つま先を光らせる程度はしています。革質がいいので、それだけでも十分なツヤが出ます。


今後について:修理をしながら長く履きたい

この靴はすでに廃盤になってしまったようですが、トレーディングポストオリジナルのラインナップは、他にも魅力的なモデルがたくさんあります。特に国産ラインは、コストパフォーマンスが非常に高いと感じています。

今後、ソールが減ってきたら修理に出しながら、10年選手を目指して履き続けたいと思っています。長く付き合える1足に出会えたことに感謝です。


まとめ

5年間履いてみて思うのは、「良い靴は、毎回履くたびに満足感をくれる」ということ。決して高級ブランドではありませんが、作りの確かさ、履き心地、そして合わせやすさの3拍子が揃った、非常にバランスの良い一足です。

トレーディングポストのオリジナルシリーズは、今後も注目していきたいブランドです。

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