【レビュー】5年履いたトレーディングポスト1604|日本製ユーチップの魅力

▶ 靴

トレーディングポストのオリジナルモデル「1604」を約5年間愛用してきました。

ユーチップデザイン、日本製、ストームウェルト+ダブルソールという堅牢なつくりに惹かれて購入したこの一足。今回は、長年履いてきたからこそわかる1604の魅力をレビューします。


購入のきっかけと価格

購入したのは5年ほど前。トレーディングポストのオンラインショップで即決購入しました。

というのも、当時の定価が約5万円だったにもかかわらず、セールで2万円ちょっとまで下がっていたのです。価格とクオリティのバランスを考えると、非常に魅力的な選択肢でした。


デザインと仕様の魅力

ユーチップという万能デザイン

1604はユーチップタイプのレザーシューズ。カジュアルにもジャケパンスタイルにも合わせやすく、週末の外出からちょっとしたフォーマルまで幅広く使えます。

日本製の丁寧な作り

このモデルは日本国内で製造されており、ステッチや革の仕上げにそれがよく表れています。特に細かく丁寧に縫われたモカ部分のステッチは、高級感があります。

ストームウェルト+ダブルソール構造

ストームウェルトとダブルソールという構造は、見た目にも重厚感があり、実際に堅牢でタフな作り。長く履きたい人には特におすすめです。


履き心地と使用感

重厚で安心感のある履き心地

履いてみてまず感じるのは「しっかりしている」という印象。革は厚みがあり、もちもちとした質感で足を包んでくれます。安心感があり、耐久性も高そうです。

重さと返りの硬さはあるが、想定内

ダブルソールゆえに、軽やかさや柔軟性はやや劣ります。特に履き始めはソールが固く、返りもあまり良くないので、歩きやすさを重視する方にはやや重く感じられるかもしれません。

ただしこれは想定内であり、ソールが柔らかい靴とはそもそも用途が異なります。重さも慣れてしまえば気にならなくなりました。


お手入れについて

基本的なお手入れは以下の手順で十分です。

  • 馬毛ブラシでブラッシング
  • 数週間に一度、ステインリムーバーで古いクリームや汚れを除去
  • 乳化性または油性クリームを薄く塗布
  • 豚毛ブラシでブラッシングし、ツヤを出す

革の質が良いため、簡単なお手入れでも自然なツヤが出てきます。乾燥やひび割れも起きにくく、扱いやすい革質でした。


廃盤モデルだが、今でも価値はある

この1604モデルは、現在は廃盤となっているようです。しかし、トレーディングポストのオリジナルラインの中でも、日本製のモデルはどれも品質が高く、信頼できます。

新品での入手は難しいかもしれませんが、中古市場などで見かけた際には検討してみる価値はあるでしょう。


関連記事:同じオリジナルモデル「1605」もレビューしています

同じくトレーディングポストのオリジナルラインで、少し仕様の異なる「1605」も所有しており、そちらのレビューも書いています。興味のある方は以下の記事もぜひご覧ください。

👉 [トレーディングポスト1605 レビュー記事への内部リンク]


今後はインド製モデルとの比較も予定

現在、同じトレーディングポストのオリジナルラインでも、インド製のモデルも所有しています。日本製と比べてどうなのか、作りや革質に違いはあるのか、今後そのあたりの比較レビューも予定しています。


まとめ:1604はコスパの高い名品だった

1604は、ユーチップという万能なデザイン、日本製ならではの丁寧な仕上げ、堅牢なストームウェルト&ダブルソールと、非常に完成度の高いレザーシューズでした。

重量や返りの硬さには注意が必要ですが、それを補って余りある魅力があります。5年間履いてもヘタらず、まだまだ現役。まさに「育てがいのある靴」だと感じました。


少しでもトレーディングポストの靴に興味を持っている方の参考になれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました