万双のキーケースを選んだ理由
こんにちは。「もちモノ語り」をご覧いただきありがとうございます。
今回は、私が約7年間愛用しているキーケースについてご紹介します。
そのアイテムは、万双(まんそう)のブライドルレザー製キーケース。
「ロゴを表に出さない」「過剰な装飾を排した本質的なモノづくり」に惹かれ、当時思い切って購入した記憶があります。使い始めたのは2018年。今でも現役で活躍してくれています。
カラーは【ブライドルレザー/ネイビー】。初めて手に取ったときの、革のハリと密度のある質感は今でも印象に残っています。

万双とは?
万双は、東京・上野にアトリエを構える日本製レザーグッズのブランド。
広告宣伝を一切行わず、「品質で勝負する」スタンスを貫いています。
価格は控えめなのに、革の質・縫製の美しさ・金具の重厚感など、どれも高水準。
まさに“知る人ぞ知る”革ブランドです
使い込んでわかった万双の良さ
堅牢なつくりと縫製の美しさ
日常使いで毎日ポケットに入れていましたが、糸のほつれは一切なし。スナップボタンも緩みはみられません。
7年経っても型崩れしていないのは、芯材や革の厚み、そして縫製の確かさゆえだと思います。
ブライドルレザーのエイジング
このキーケースにはイギリス製のブライドルレザーが使われています。
購入時はマットで少し粉を吹いたような表情でしたが、
7年経った今では艶が増し、手にしっとりなじむようになりました。
細かい傷はありますが、それもまた“味”。
色味が深く変化していく過程は、レザー好きにはたまらない魅力です。
内側にはヌメ革が使用されており、こちらの経年変化も楽しめます。



十分な収納力
中にはキーリングが6つ。収納力は十分です。
私は自宅、自転車、ポストの鍵を付けていますが、
厚みもそれほど気にならず、ズボンのポケットにも収まります(写真はポストの鍵を付けた状態)。
お手入れ方法
お手入れといっても実はほとんど何もしていないのですが、革の表面が少し乾燥しているかな?と感じた時は、モゥブレイのデリケートクリームを薄く塗り、保湿するようにしています。
柔らかい布に少量とって、全体を軽く拭くだけ。
このひと手間で、革の乾燥やひび割れを防ぐことができます。
7年使った今でも手放せない理由
万双のキーケースは、「ただの鍵入れ」ではなく、日常に“静かに馴染む相棒”のような存在になっています。
飽きのこないデザイン、丈夫なつくり、そしてエイジングによる唯一無二の風合い。
買い替えようと思ったことは一度もありません。
まとめ:万双のキーケースは長く付き合える逸品
万双のキーケースは、シンプルで上品なデザイン、手に取るたびに嬉しくなる質感、
そして使うほどに愛着が湧く、そんな逸品です。
価格は現行の商品で8千円前後と決して安くはありませんが、
**「長く使える良いものを持ちたい」**という方には全力でおすすめできます。
今後も、愛用している持ち物を紹介していきますので、
よろしければ他の記事もご覧ください😊
商品選びの参考になるような記事を書いていく予定です。
7年使っても、むしろ「もっと育てたい」と思わせてくれるキーケース。
これからもこの小さな革小物と付き合っていくのが楽しみです。
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